こんにちは!営業部きのしたです。
「物件情報の見方が、よくわかりません」というお客様の、お困りのお声をお聞きします。
少しでも解決いただければと、ポイントをまとめました。
弊社販売中のマンション資料を参考に、ご説明させていただきます。

①住居表示・・・普段皆さまが使用される「住所」と同じ意味合い。
②地番・・・不動産は登記(簡易にご説明しますと、○○にある土地や建物の所有者は○○さん。これを公に記録(登記)しておかないと、不動産という高額なものの権利が氾濫します)する事が重要です。この登記をする際に必要な、土地にわりあてられた番号のようなもの。通常住居表示とは異なりますが、一部地域では、地番と住居表示が同じ地域もございます。
③公募・実測・・・面積欄に記載があるこちらの二つ。面積が公募の場合には、登記されている面積。実測の場合には、測量士等の専門家が、現地で計測を行い算出した面積。
④壁芯・・・建物の壁の中心を基準に計測し、算出した面積。マンション、戸建てにより取り扱いが異なります。マンション販売では壁芯面積、マンション登記では内法面積(実際に見えている壁で囲まれた面積をさします)。戸建て住宅では、販売・登記共に壁芯面積。
⑤(土地)権利・・・不動産を購入する際に、しっかりご確認いただきたい重要ポイント。所有権は、自由に対象物(土地や建物)を扱えることができます。一方の地上権や賃借権は、他人の土地を利用し、建物等をたてる等の行為を行います。その中でも地上権は、自由に土地を貸す事や建物を売却する事が可能。賃借権は土地の所有者の承諾を得て、行為がおこなえるという特徴を持っています。
⑥用途地域・・・土地ごとのエリア特性を活かし、どのような建物を建てられるかを分類しております。例えば、駅前などは商業地域として分類されている事が多くあります。商業地域の特徴は、容積率が大きく、背の高い建物が建築可能です。
⑦築年数・・・建物がある一定の耐震基準を以って設計されたものかどうか。この境が新耐震基準の施行開始以降となります。昭和56年6月1日以降に、建築確認が完了した物件となります。物件購入を検討の際には、こちらもの項目も要チェックです。
不動産には、色々な特性をもった物件がございます。物件探しのご参考に!